「50代で人生失敗=手遅れ」は本当?今からでも挽回できる3つの理由

「若い頃、もっと勉強しておけばよかった…」
「今からだと何かを始めても遅いよな…」
「これからの人生、どうすればいいんだろう…」
人生の中盤に差し掛かり、「人生失敗した…」「なんとかやり直せないか?」と思い悩んではいませんか?
「自分だけ?」と思っているかもしれませんが、同じように悩んでいる50代、実はたくさんいます。
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私もそのうちの一人です。どうにか挽回したいですが、この歳から新しいことにチャレンジするのは、なかなかハードルが高いですよね。
でも、考え方次第では、50代はむしろ「もう一度自分を見つめ直すチャンス」の時期。
しかも、昔と違い新しい学びに挑戦しやすい環境が整っているので、今からでも十分、人生をやり直すことはできます!
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今の時代、「50代で人生失敗=手遅れ」と考えるのは間違いです。
そこで、この記事では以下の内容について解説します。
- 「人生失敗」「手遅れ」だと感じる原因
- 50代からでもやり直しができる納得の理由
- 人生の再出発のための具体的なステップ
今、諦めてしまえば、いつまでもその悩みから逃れられませんが、少しの勇気を持って一歩踏み出せば人生は必ず変わり始めます。
新しいスタートを切って、自分の人生を取り戻していきましょう!
50代の多くが不安を抱えている現実

今は『人生100年時代』。50代はちょうど人生の折り返しに差しかかったタイミングです。
環境や人間関係の変化から、これまでの人生を振り返る機会が多くなり、
「なんでこんなことになったんだろう…」
「このままでいいのか?」
「もっといい人生にできないかな?」
という思いが頭をよぎりやすくなる時期でもあります。
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私も同世代ですが、ふと立ち止まって自分の状況を振り返ったとき、心が沈んでいってしまうことがあります。皆さんはどうでしょうか?
そこで、50代の悩みの現状について調べてみました。
統計や調査から見られる50代の不安の“多さ”
「50代で不安を抱えている人はどれぐらいいるのか?」について、これまでに多くの企業や公共機関が調査しています。
たとえば、テレビ東京では、中年期が直面する『ミッドライフ・クライシス※』の実態調査を行っており、
「『自分は無価値だ』と思うなど、日々の生活の中で虚無感に襲われることがあるか?」
という質問に対して、約半数が「ある」と回答。

(調査時期:2024年3月19日、対象者:全国の40〜60代以上の男女 2,000人)
さらに、約4割が「残りの人生を考えた時、『今の自分でいいのか』と焦燥感に駆られることがある」と自身の将来に対して焦りを感じていることが分かりました。

(調査時期:2024年3月19日、対象者:全国の40〜60代以上の男女 2,000人)
また、令和6年8月 内閣府の『国民生活に関する世論調査』では、「日常生活の中で悩みや不安を感じているか?」について調べられており、

引用:内閣府 国民生活に関する世論調査(令和6年8月調査)
(調査時期:令和6年8月8日~9月15日、対象者:全国18歳以上の日本国籍を有する者 3,000人)
50代の8割以上が日常的に悩みや不安を感じていると回答しています。
こうした統計や調査からは、多くの50代が不安や悩みを抱えている現状が浮かび上がってきます。
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これまでの人生を振り返って、後悔や不安を感じている人は、決してあなただけじゃないということです。
SNSや掲示板に見られる50代のリアルな声
調査データを見ただけでは、50代の人たちがどれほど悩みを抱えているのか、実感しにくいかもしれません。
でも、掲示板やSNSを見ると「匿名だからこそ打ち明けられる同世代のリアルな声」がたくさんあり、切実な悩みの実態がはっきりと伝わってきます。

子どもは独立したけど、教育費を払い続けていたので、自分の老後資金がまったく貯まっていなかった。

最近、ちょっと無理すると体を壊すようになった。シワやたるみが増えて見た目の衰えも気になってきた。

年寄りばかりが部長の椅子にとどまっていて、今の会社じゃ出世は望めなさそう。この先何を目標にして働けばいいのか…。若いうちに転職しておけばよかったかな。

親の介護をすることになりそう。お金も時間もとられるし、今の仕事や生活、続けられそうにない。

会社をリストラされた。この歳で雇ってくれる会社なんてあるかな…。この先、どうしていけばいいんだろう。
こうした声は、決して特別なものではありません。
むしろ、同じ50代なら誰もが一度は抱いたことのある、もしくはこれから抱えそうな悩みではないでしょうか。
それだけ、「過去の出来事への後悔」や「将来への不安」は多くの50代に共通しているテーマだということです。
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一見、何事もなく過ごしている同世代の友人たちも、心の中では自分と同じように悩んでいるかもしれませんよ。
テレビでも取り上げられるミドル世代の悩み
「ミッドライフクライシス(中年の危機)」の問題は、テレビ番組でも取り上げられるようになってきています。
たとえば、NHK「クローズアップ現代」では、仕事や家庭、健康、老後の不安に直面するミドル世代の姿が特集されました。
番組で紹介される悩みは、私たちが日常で感じているものと驚くほど重なります。

同期はすでにキャリアを築いていた。優秀な人はどんどん出てくるし、これまでの人生は何だったのか。無力感で先が見えなくなった。

仕事内容が合わず50代で退職したが、スマホやテレビで活躍する女性が目につくようになった。キャリアアップできなかったことに後悔している。

会社で受けたセカンドライフ研修がきっかけで、他人事だと思っていた定年が自分事になり、漠然とした不安、先が見えない不安を感じるようになった。

40歳を過ぎたころに仕事を辞めて両親の介護に専念。みとりを終え、今後の人生を考えていた矢先、妹をがんで亡くした。
強い喪失感に更年期の不調も重なり、家から出られないほどふさぎ込んでしまった。
テレビで大きく取り上げられるのは、決して一部の人だけが経験する特殊な出来事ではなく、社会全体が共有している普遍的な課題であるということです。
実際、この番組に登場した方々の状況を見ても、50代の不安は個人の問題にとどまらず、職場や家庭にも影響を及ぼしてしまう可能性があることが分かります。
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周りの人のためにも、自分だけの問題だと放っておかず、少しずつでも悩みの解消に取り組んでいくことが大切なんです。
ここまで50代の悩みの現状についてお伝えしてきましたが、必ず覚えておいてほしいことは、
『その悩みは、あなただけが感じているわけではない』
ということです。
なぜなら、孤独感や劣等感が和らげば、次の行動に移りやすくなり、結果として悩みは解消されていく方向に向かうからです。
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自分と同じような境遇の人がいることを知って、「安心した」「気持ちが軽くなった」という経験、一度や二度はありますよね。
焦っていると周りが見えにくくなるものです。
でも一度落ち着いて世間の状況を冷静に見つめれば、人生をやり直すヒントが見えてきます。
50代で「人生失敗」や「手遅れ」と感じる原因
気持ちが落ち着いたあとは、「人生失敗」や「もう手遅れだ」と感じてしまう原因を、少しずつ一緒に探っていきましょう。
原因が分かれば悩みを解消するための対策を立てやすくなり、新しい一歩を踏み出す勇気もわいてくるようになります。
日本労働組合総連合会(略称:連合)の調査(2025年2月28日〜3月7日の8日間で実施)では、「自身を不安にさせているものはなにか?」という質問が行われています。

オレンジ色や黄色のところが、全世代の平均と比べて比率が高い部分ですが、50代になると男女ともに不安の原因が増えてくることが分かります。
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50代はライフサイクルの転換期。
職場や家庭で役割や環境の変化を感じたり、老後への備えを考え始めたりするので、悩みが増えやすい時期なんです。
他の調査結果も見てみてみると、悩みの原因はおおよそ次のように分類できます。
- 仕事での行き詰まりや再就職の難しさ
- 老後の生活資金(貯蓄不足、年金額への不安)
- 自身の健康状態や体力の衰え
- 家族や親の問題(家族の健康や介護への不安)
ここからそれぞれの原因を基に、どのような流れで悩むようになるのかを考えていきます。
仕事での行き詰まりや再就職の難しさ
50代になると会社での役職やポジションが固定され、昇進や大きな挑戦ができるチャンスは減っていきます。
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若い時みたいに仕事で新鮮味を感じることもなくなり、ますますモチベーションも下がるようになります。
一方で、会社の方針転換やリストラの波に直面する可能性も高まります。
こうした思いは、「もう自分のキャリアは先細りだ」という感覚を強めます。
特に、思い描いていた理想のキャリアと現実のギャップが大きいほど、失敗感は強まります。
老後の生活資金(貯蓄不足、年金額の不安)

50代は、老後に向けた資金計画を現実的に考え始めていく時期です。
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遠い将来の話と思っていた定年も、気がつけばあと10年、15年先まで迫っています。
金融庁の報告書によると、無職の高齢夫婦世帯における毎月の赤字は、平均で約5万円。
※金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」(令和元年6月3月)
もし年金だけで20年生きようとすると、不足する一千万円以上を準備しておく必要があるということです。
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これからは物価が上がる「インフレ」の時代になると言われています。つまり出費が増えることになり、不足すると思われる金額もどんどん大きくなる可能性があります。
老後の生活が気になり、貯金や年金の見込み額を計算してみて、
「貯金だけじゃ、全く足りない…」
「あと10年そこらで貯められるわけがない…」
と感じる人も少なくないはずです。
こうした数字の現実が、“手遅れ感”をさらに強くしてしまいます。
家族や親の問題(家族の健康や介護の不安)
子どもが独立したり、配偶者との関係が希薄になったりするのも50代の特徴です。
また、親の介護問題が始まり、家族の関係に変化が生じることもあります。
- 子どもが独立し、家庭内での自分の役割が減る
- 配偶者との会話や共通の話題が減る
- 親の介護で生活が制限される
こうした変化は、孤独感や喪失感を生み、「これから何を目指せばいいのか」という迷いにつながります。
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私は父親が亡くなったことがきっかけで、自分の残りの人生に急に意識が向くようになり、焦りや不安を強く感じるようになりました。
自身の健康状態や体力の衰え
50代になると、健康診断で要精密検査の結果が出たり、以前より疲れやすくなったりします。
加齢による体力の低下や見た目の衰えを感じることも珍しくありません。
体調の変化は、「やりたいことはあっても、もう無理かもしれない」という諦めにつながります。
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私の場合、視力の衰えで車の運転に不安を感じるようになり、新しい場所へ出かけたいという気持ちが薄れてきました。
このように、仕事・お金・家族・健康という人生の4大テーマで行き詰まりや不安を感じやすいのが50代です。
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でも、同じような状況なのに、明るく前向きに過ごしている友人もいるんですよね。
そこで次に、「同じ状況でも前向きな人と落ち込んでしまう人がいるのはなぜか」、その理由を見ていきましょう。
「人生失敗」「手遅れ」と感じてしまう人の特徴
同じような状況に置かれても、「人生失敗」「もう手遅れだ」と強く感じてしまう人には、いくつかの共通した特徴があります。
ここではその原因だと考えられる4つの特徴について解説していきます。
特徴①他人と比べすぎてしまう
人間はどうしても周囲と自分を比較してしまいます。
特に50代は、同年代でも「成功している人」と「そうでない人」の差が見えやすくなる時期でもあります。
そして、たとえば同級生が高収入を得ていることをウワサで聞いたり、趣味や日常の生活が充実している様子をSNSで見たりすると、
「自分は負け組だ」
「人生の選択を間違えた」
と思ってしまう人もいるでしょう。
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同窓会に久々に参加して、友人の意外な出世ぶりを知り、なんとなく凹んでしまう…そんな経験ありませんか?
しかし、SNSや噂で知ることができるのはその人のごく一部分だけ。
人にはそれぞれ見えない背景や苦労があるため、単純な比較はできないはずです。
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出世した友人だって家庭や健康のことで大きな悩みを抱えているかもしれません。
多少の比較なら良い刺激になるかもしれませんが、自分を落ち込ませるほど比べるのは避けたいものです。
特徴②「過去の後悔」にとらわれやすい
「あのとき、違う選択をしていれば…」
「もう少し努力していれば…」
「どうしてもっと頑張らなかったんだろう…」
こうした後悔は誰にでもありますが、問題は「それにとらわれすぎて次の行動に進めない」ことです。
そして、後悔に意識を向ける時間が長いほど、未来に向けて使える時間とエネルギーはどんどん減っていきます。
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「過ぎたことでため息ばかりついている」と、私もよく妻からしかられます。
心理学でも「人は過去の失敗を強く記憶に残す傾向がある」といわれています。
しかし、その記憶は必ずしも「今の自分」を縛る鎖である必要はありません。
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たとえ失敗した経験でも教訓としてとらえ直せば、未来を変えるための糧(かて)にできます。
特徴③完璧主義で自己評価が厳しい
「やるからには完璧にやらなければ」と考える人は、行動を起こす前に疲れてしまいがちです。
なぜなら、少しのミスや遅れも許せず、自分を必要以上に責めてしまうからです。
完璧主義の怖いところは、「100点じゃなければ0点と同じ」と思ってしまう点。
その結果、新しい挑戦を避けるようになり、行動できずに「何も変わらない自分」に失望してしまう…という悪循環に陥りやすいです。
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自分は完璧主義じゃないと思っていますが、家族から「細かいところまで気にするよね」と言われることが時々あります。
もし心当たりがあるなら、一度、身近な人に聞いてみましょう。
完璧を求めすぎるのではなく、まずは少しだけ動き出してみることが大切です。
特徴④変化することへの恐れがある
50代にもなると、これまでの考え方や習慣が強く根づいているため、大きな変化を受け入れるのが難しくなってきます。
なので、転職やスキルの学び直しといった「未知の世界」へ挑もうとすると、若い頃に比べてハードルを高く感じるはずです。
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「失敗しないか?」という恐怖や、「時間を無駄にしてしまうのでは?」という不安から、なかなか一歩を踏み出せないんですよね。
しかし、現状維持は一見安全そうに見えても、社会が変化すれば逆に取り残されるリスクにもなります。
怖くても少しずつ段階を踏んでいっておけば、そのリスクを回避できる可能性が広がっていきます。
ここまで挙げた4つの特徴は性格や考え方のクセが影響している場合が多いです。
一つでも自分に当てはまると思うなら、ぜひ意識して変えていきましょう!
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きっと気持ちが軽くなり、行動できるようになるはずですよ。
50代からでも人生をやり直せる3つの理由
50代になると、「もう新しいことにチャレンジするのは無理なんじゃないか」と感じている人もいると思います。
しかし、諦める必要は全くありません。
というのも、以下の理由から、まだまだ人生をやり直せるチャンスがあるからです。
理由①:50代の「経験」は最大の武器
50代には、20代・30代の人はまだもっていない人生経験や知識が豊富に備わっています。
長年の仕事や生活で培ったスキルは分野を変えても活かせる、まさに「ポータブルスキル」です。
たとえば、
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「何のスキルもない」と感じていても、実は周囲から見れば役に立つ強みや得意分野を持っていることは少なくありません。
50代から新しいことを始めても、ゼロからではなく、経験や知識といった武器を持った状態でスタートできるのです。
理由②:テクノロジーの進化で挑戦が簡単に
インターネットやデジタルツール、そしてAIの普及によって、新しい学びや仕事のチャンスはこれまで以上に広がっています。
例えば、こんな感じです。
こうした環境は、決して若者だけの特権というわけではありません。
最新のテクノロジーを活用すれば、時間のない50代でも効率よく学習したり仕事を探したりできます!
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デジタルとAIの力が、これからのあなたの再出発を強力に後押ししてくれますよ。
理由③:50代からの成功例が多数
50代から新しい道に進み、大きな成果を上げている人はたくさんいます。
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たくさんいるという事実こそ、「50代で人生失敗=手遅れ」という考え方自体が間違いであることの証です。
ここでは、そんな成功者を紹介します。
- 出口治明(でぐち はるあき)さん
58歳で日本生命を退職後、仲間と共に「ライフネット生命保険」を設立しました。ネット加入という画期的な仕組みを導入し、従来の保険業界とは一線を画すサービスとして人気を博しました。 - 古田弘二(ふるた こうじ)さん
定年退職後、自身の経験を活かして「愛犬のお散歩屋さん(株式会社JTL)」というペットの散歩代行サービスを起業。フランチャイズ展開に成功し、全国に70名の加盟メンバーを持ち、年商3億円規模のビジネスへと成長しました。 - 森泰吉郎(もり たいきちろう)さん
横浜市立大学商学部の教授を務めた後、53歳で森ビルを創業しました。高層ビルや都市開発で知られる森ビルは、今や世界的にも有名な企業に成長しています。 - 坂本孝(さかもと たかし)さん
50歳でブックオフを創業し、69歳では飲食業界へ進出。「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」などの店舗を立ち上げ、今では全国30店舗以上に拡大しています。
こうした方々には運や実力も備わっていたかもしれませんが、「年齢を重ねても可能性が尽きるわけではない」ことだけは揺るぎない事実です。
むしろ、人生経験や知識が豊富だからこそ、若い人よりも挑戦で有利になる場合もあります。
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「もう若くないから」という理由で諦めるのはやめておきましょう!!
人生のやり直しを諦めそうになったときは、ここで説明した次の3つを思い出すようにしてください。
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今すぐ、「50代で人生失敗=手遅れ」という思い込みは捨ててくださいね。
50代から人生をやり直すための3つの“心の持ち方と準備”

再スタートでは、誰しも「不安」もあれば「期待」も感じるものです。
でも、ここで大切なのは「正しい心の持ち方」と「始める前の準備」。
この2つが揃えば、やり直しのスピードも成果も大きく変わってきます!
過去を責めないことから始めよう!
多くの人は「もっと若い時にやっておけば…」と過去を振り返り、後悔します。
しかし、『過去』は変えられません。変えられるのは『現在』と『未来』だけです。
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「変えられないもの」について考えていても、エネルギーと時間を浪費するだけです。「変えられるもの」にだけ集中していきましょう!
また、自分を責めると失敗への恐怖や自分を否定する気持ちが強まり、チャレンジしようとする意欲を下げてしまいます。
まずは「今までよく頑張ってきた」と自分を認めることから始めましょう。
小さくてもいい、学びを再開しよう!

何かをやり直す時、いきなり大きな目標を立てると成果が見えづらくなり、挫折しやすいものです。
「まずは1日10分の学び」など少しずつ始めていけば、挫折してしまうリスクを抑えながら習慣化できます。
最近はオンラインスクールや動画教材も充実しているので、通勤や家事のちょっとしたスキマ時間を利用することも有効です。
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とにかく続けてみてください。最初のうちはなかなか目に見えた成果は出ませんが、着実に成長はしていきます。
毎日コツコツと続けていくことで、5年後、10年後には不安や悩みのない日々が訪れてきます。
人とのつながりを作り直そう!

新しい一歩を踏み出すには、「一緒に頑張る仲間」の存在が大きな支えになります。
孤独はやる気や行動力を奪いますが、つながりは自信と刺激を与えてくれます。
SNSのコミュニティや地域の学びの場に参加し、自分の想いや目標を共有してみましょう。
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実際に会わなくもOKです。今はオンラインで海外に住んでいる人とでも繋がれますから、便利な時代になりましたね。
50代から人生をやり直すための3ステップ
50代から人生をやり直していく場合でも、特別に大きな手間や資金が必要になるわけではありません。
むしろ次のような3つのステップを参考にして、チャレンジを続けていくことが必要です。
ステップ①まずは「自分の強み」を見つける
長い人生で得てきた経験や知識、スキルは、必ず誰かの役に立ちます。
転職市場や副業の世界では、そういった「自分の強みをどう活かすか?」がカギになります。
次のことを紙やPCに書き出し、見える化して、『自分の強み』を整理してみましょう。
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この作業を手軽に行うなら、「キャリアデザインシート」を使ったり、「ストレングスファインダー(有料)」を受けてみるのもおすすめです。ネットで調べてみるとすぐに見つかりますよ。
また、オンラインで仕事を受けられるサービス(クラウドソーシングサービス)の案件の内容を眺めてみるのも有効です。
気になる仕事が見つかれば、そこから逆に自分の新たな強みに気付く場合もあります。
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いきなり仕事を受けるのは大変だと思いますが、どんな仕事があるのかを見るだけなら簡単ですよね。
ステップ②「時代に合ったスキル」を学ぶ
時代の変化に伴い、求められるスキルは変わります。
50代からの学び直しでは、
など、これからも需要が高まる分野がおすすめです。
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今持っている知識やスキルに新しい学びを組み合わせることができれば、あなたの強みをもっとパワーアップできるはずです!
学び方は人それぞれですが、以下のようなオンライン学習サービスが便利です。
- 【Schoo(スクー)】
:月々980円のプレミアム会員なら、幅広いジャンルから9,000本以上の動画授業を受講できます。
- 【ユーキャン】 :140以上の講座があります。メインの教材は紙ですが、スマホでも学べる動画講義が用意されています。
- 【オンスク.JP】
:最短で資格取得を狙いたい人向けの『TEPPAN(テッパン)』と気軽に学びたい人向けの『ウケホーダイ』があります。
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オンラインのサービスなら忙しい人でもちょっとしたスキマ時間に利用できるので、学習を続けやすいですよ。
ステップ③「小さな副業」から始めてみる
いきなり起業や転職をする必要はありません。
まずはリスクが低く、時間の調整もしやすい副業から始めるのが安心です。
例えば、以下のサイトであれば、自宅にいながら自分のスキルや経験をお金に変えることができます。
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副業で収入を得られれば、「自分でも誰かの役に立つことができた」という実感が得られますし、それが大きな自信にもつがなります。
まとめ:50代は“再出発”のベストタイミング
「50代で人生失敗はもう手遅れかも…」そう感じるのはごく自然なことです。
でも実際には、多くの同世代が同じように悩みながらも、一歩を踏み出して変化を手に入れています。
大切なのは、「後悔している時間」「自分を責める時間」よりも「行動する時間」を増やすこと。
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50代は知識も経験も若い頃より豊かなはずですが、それを活かすかどうかはあなたの選択次第です。
たとえ最初の一歩が小さくても、動き出せば景色は変わり始めます。
今日の行動が、5年後・10年後の自分をつくります。
だからこそ、今から再スタートしていきましょう!
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行動のベストタイミングは「今」です。
この記事を読み終わったら、まずは「自分の棚卸しメモ」を書き始めてみましょう。