50代からの英会話|『独学』なら無理なく続けられる理由と学習方法

英会話を始めようか迷っている50代の中には、
「この歳から独学で勉強するのは難しいかな?」
「やっぱり英会話スクールに通わないとダメ?」
「教室に通う時間もお金もないんだけど…」
こんな疑問を抱えている方も多いことでしょう。
実は「英会話スクールに通わないと学べない」というのはもう昔のことで、今は自宅にいながらでも十分学べます。
しかも、独学なら自分のペースで学べるので、
「仕事が忙しくてスクールに通えない」
「家族との時間を減らしたくない」
「教育費や老後のことで使うお金は抑えたい」
そんな50代でも無理なく学習を続けられるので、『独学』こそおすすめです!
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英語を話せるようになるかどうかは、英会話スクールに通うか独学で学ぶかに関わらず自分次第ですが、「学習を継続する」ことが何よりも大切です。
この記事では、50代から英会話を学び始める方に向けて、独学でも効率よく学べる現代版の学習方法について紹介します。
これから英会話でキャリアを伸ばしたい方や趣味をもっと楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
50代からの英会話学習が難しいと感じる理由

「英語を学ぶのは難しい…」
英会話を習ったことがある人なら、誰もが一度はそう感じたことがあるでしょう。
でも50代になると、その思いはもっと強くなるかもしれません。
というのも、年齢とともに記憶力や集中力は落ちますし、会社や家庭での立場が変わるので、若い頃と同じようには学べないからです。
そこで、まずは50代ではどんな風に英語の学習が難しく感じるようになるのかについて詳しく見ていきましょう。
忙しくて学習時間を確保しにくい
50代というのは、実は会社や家族の環境や人間関係が大きく変わりやすい時期です。
などの理由から、平日は疲れて帰ってから何もできず、週末も家の用事に追われてしまう…。
「時間がない…」
「勉強する暇なんてない…」
と感じている人もきっと多いことでしょう。
そんな状況では、いくら学びたくても時間を確保できないので英語の勉強も進められませんよね。
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私も50代ですが、40代後半から仕事や家族のことで一気に忙しくなりました。
30代の頃は英会話スクールに通えていましたが、今はもう忙しくて通うのはムリですね。
学習の成果が見えにくくモチベーションが続かない
英語は短期間勉強しても、学習の成果はすぐには見えてきません。
毎日、コツコツと学び続けることで、ようやく学習の効果が現れてきます。
しかし、50代になると記憶力や集中力が落ちるので、
「若い頃よりも単語やフレーズを覚えられない」
「練習しても、少しも話せるようにならない」
「もう自分には無理かもしれない」
など、頑張った成果がなかなか現れないことに、焦ったり、自信をなくしたりすることがあります。
この「成果が見えにくい」という状況が続くと、学ぶことをやめてしまう大きな原因になりがちです。
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「このまえ覚えたはずなのに、なんだったっけ?」日常生活でもそう思うこと、増えてきましたよね。
周囲の目が気になり、学習しづらい

英会話スクールで実際に話そうとすると、
「間違えたら恥ずかしい」
と周りの目が気になってしまい、思うように話せないことがあります。
特に50代にもなれば、若い世代に囲まれて学ぶことも多くなるため、
「自分だけ浮いているのでは?」
と、ますます話しにくく感じてしまうこともあるでしょう。
周囲の目を気にしすぎることで生まれる羞恥心や不安は、学習を続けようという意欲を奪ってしまいます。
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他の人がどう思うかなんて気にしなくていいとは分かっていても、なかなかそうは思えないんですよね。
ここまで「50代になると英会話の学習が難しい」と感じるようになる理由について、以下の3つを説明しました。
しかし、たとえそんな理由があっても50代から英会話を身につければ、たくさんのメリットを得ることができます。
ここからは、そのメリットについて説明していきたいと思います。
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ここまでの話を読んで、「英語を学ぶのはやめようかな」と思い始めていた人も、ぜひ読み進めてください。
難しくても英会話学習をオススメする理由

50代から英会話を学びはじめると、難しく感じる理由について解説しました。
しかし、だからといって「学び始めるのが遅い」というわけでは決してありません。
むしろ英会話ができると人生の後半をより豊かにできるので、英会話は50代からでも学び始めるほうがいいです!
そこで、ここからは英会話を学ぶことで得られるメリットについて、一つずつ紹介していきます。
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私の知り合いにも50代から英会話を始めて、以前よりも楽しそうにしている人がいます。
今からお伝えするメリットを見てもらえれば、そうなるのも納得してもらえると思います!
キャリアや副業でチャンスが広がる

最も実感しやすいメリットは「英語を使えると仕事の幅やチャンスが広がる」ということです。
たとえば、仕事で海外の取引先とのやり取りがスムーズになれば、社内での評価が上がります。
また、英語力を活かして翻訳やWEBライティング、観光ガイドなどができるようになれば、副業や転職をする場合でも選択肢が広がります。
こういったことから、英語力は人生後半のキャリアを充実させるための大きな武器になるはずです。
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私もそうですが、50代にもなればそろそろ定年後の働き方を考え始めている人もいると思います。
英会話を身につけておけば、そんな場合でも職を探しやすくなりますし、老後の生活も安泰ですよね。
脳トレや健康面でプラスになる
単語を覚えたり発音を練習したりすると脳を活発に使うことになります。
その結果、記憶力や集中力が鍛えられるため、英会話は脳のトレーニングとしても有効です。
さらに、新しいことを学ぶことで、気持ちが前向きになるのも大きなメリットです。
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50代になると物覚えが悪くなったり、疲れやストレスで気分が落ち込むこともあります。
そんなときこそ英会話の学習で脳を刺激すれば、気分転換にもなりますよ!
趣味や旅行がより楽しくなる

旅行先で現地の人と英語で会話ができるようになると、観光がもっと楽しくなります。
買い物やレストランで困らなくなるだけでなく、ちょっとした会話から思いがけない出会いや体験につながることもあるからです。
映画を英語のまま理解できれば、より深く話に集中できるようになり、日本語字幕に頼るよりもずっと満足できるようになります。
要するに、英語が身につけば、趣味をもっと楽しめるようになり、人生をより豊かにできます。
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定年後の旅行や趣味を楽しみにしている人は、今のうちに英語を学んでおいたほうが良さそうですね。
家族や子どもに良い影響を与えられる
50代から英会話を学ぶと、自分のためになるだけではなく、実は身近な家族や子どもにも良い影響を与えることになります。
「大人になっても学び続ける姿」を見せることで、子どもに「自分も頑張ろう」という意識が芽生えやすくなるからです。
また、子どもの英語の勉強をサポートしたり、一緒に学んだりすることで、コミュニケーションが増え、家庭内が明るくなります。
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中学生の息子があまり勉強しないのが気になっていましたが、最近、英単語のクイズを出し合うようになり、そのおかげで学習時間が少しずつ増えてきました。
会話が増えて、家庭内の雰囲気も良くなりましたし、英語の学習を始めて本当に良かったと思います。
ここまで見てきたように、50代から英会話を学ぶことで得られるメリットはたくさんあります。
これからの人生を楽しみたい50代の方は、ぜひ英語を勉強してみてください。
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「英会話は50代にこそピッタリの学習テーマ」かもしれませんね。
そんな英会話の学習ですが、50代から始めるなら実は『独学』がおすすめです。
そこで次は、「なぜおすすめなのか?」その理由について解説していきます。
50代からの英会話学習ならむしろ独学がおすすめ!
英会話を学ぶ方法にはいろいろありますが、50代から始めるなら「独学」こそ最も続けやすい方法です。
自分の生活リズムやライフスタイルに合わせて、コツコツと学習を進められるからです。
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のちほど詳しくお伝えしますが、今では独学でも学習を続けやすい環境が整っているので、英語初心者の方でも心配はいりません。
ここからは、独学をおすすめする3つの主な理由についてお伝えしていきます。
スキマ時間だけで学ぶことができる
50代は仕事や家庭で忙しく、勉強するためのまとまった時間を取りにくい年代です。
英会話スクールに通う場合、決まった時間に教室に向かい、少なくとも数十分はレッスンを受けることになるので、なかなか通えない人もいると思います。
しかし独学なら、会社への通勤時間や昼休み、寝る前の10分間など、日常のちょっとしたスキマ時間を使うだけでも学習を進められます。
「続けやすさ」という点では、スクールに通うより独学が圧倒的に有利なんです。
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今思うと私がスクールに通っていたときは、通学や予習復習に結構な時間を費やしていました。
子供ができてから育児や家事に時間を取られ、スクールをやめてしまいましたが、独学なら家族に迷惑をかけずに学べますね。
周りの目を気にせず練習できる
英会話スクールでは、コース内容によってはグループで会話することもよくあります。
場合によっては自分の子どもと同世代の人たちと同じレッスンを受けることもあるので、話しづらさを感じる人もいるかも知れません。
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私が通っていた英会話スクールでは、高校生や大学生ともよく同じグループになりました。
当時、私は30代半ばでしたが、今考えるとその歳でもかなり浮いていたかもしれません。
その点、独学なら人目を気にすることはないので、安心して思い切り練習できます。
シャドーイングや音読も、自宅で一人、集中して取り組めるのは大きなメリットです。
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人目が気になる方は、ある程度、英語力がつくまでは独学で勉強するというのもありですね。
自分の部屋で夜な夜なこっそり練習すれば、家族にも聞かれずにすみますよ。
費用が掛からずサイフに優しい
英会話スクールでは外国人の講師から、対面でレッスンを受けられるというメリットがあります。
しかし、通う頻度やコースの内容にもよりますが、月々1万円〜数万円の費用がかかってしまうのが相場です。
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入会金や教材の費用が、別途必要なことも多いです。
これくらいの金額にもなると、子どもの教育費や老後の生活資金を考える50代にとっては、負担に感じる人も多いでしょう。
その点、独学なら参考書の購入やスマホアプリの利用料など、必要な費用は最小限。
お金のことを気にせずに学習を続けられるという大きなメリットがあります。
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費用をかければかけるほど英語力が伸びるというわけではありません。
学習を続けるために、お金の面でも無理をしないことが大切ですよね。
このように、独学での英会話学習には、以下の3つの大きなメリットがあります。
これらのメリットがあるので、「50代でも英会話の学習を無理なく続けることができる」というのが、独学をおすすめする理由です。
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続けられなければ、さすがに英語力は身につきません。
だからこそ、自分のペースで続けられる『独学』が50代には本当におすすめなんです。
でも、「独学で勉強をするのは難しそう…」と不安に思う方も多いのではないでしょうか?
そこで次は、「これならきっと続けられる!」と思ってもらえるように、学習のコツを具体的に紹介します。
独学での英会話学習を成功させるためのコツ
独学には「自分のペースで進められる」という大きなメリットがあります。
しかしその一方で、
「気がつけばやめていた」
「いつの間にか続かなくなった」
という失敗が起こりやすいというのも事実です。
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学習を続ける強い意志をもつことが大切ですが、人間弱いのでサボってしまいたくなることもありますよね。
だからこそ、独学で成功するには「続けられる工夫」と「モチベーションを保つ仕組み」が欠かせません。
ここでは、50代からでも独学で英会話の学習を成功させるための4つのコツをご紹介します。
まずは短期・中期・長期の目標を設定する

目標をあいまいなままにしておくと、学習の成果や自分の成長が見えづらくなります。
その結果、徐々にやる気が失われて、学ぶことをやめてしまうことがよくあります。
そこで大切なのが、まず最初に短期・中期・長期と段階的な目標をしっかり設定しておくことです。
どんな内容を設定するのか、それぞれ例を挙げてみると…
行動するだけで達成できる小さな目標。
- 1週間で30個の単語を覚える
- 毎日10分リスニングを続ける など
学習を継続することで数か月後にはできるようになる目標。
- 簡単な自己紹介を言える
- 短いニュース記事を理解できる など
「数年後になりたい自分・理想の姿」がイメージできる目標。
- 海外旅行で困らずに会話できる
- 日本語字幕を出さずに英語の映画を見れる など
このように段階的に目標を立てておけば、達成感を感じやすくなり、モチベーションも長く保てます。
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まずは短期の目標を「少しの努力で達成できる」くらいの無理のない内容にしておくことが最大のポイントです。
10分でもOK!毎日の学習を習慣化する
英語の学習は、長時間まとめてたまに取り組むよりも、短時間でも毎日続ける方が効果的です。
「繰り返し」によって記憶が定着するため、10分でも学習を続ければ確実に力が伸びていきます。
続けるためのコツは「日常生活に習慣として組み込むこと」です。
たとえば、
など、生活の中に無理なく習慣にしてしまうことで継続しやすくなります。
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私の場合は子どもと一緒に、毎日寝る前に10分間、英語のリスニングをすることを短期の目標にしています。
これぐらいの時間なら、疲れて早く寝たい日でも負担にならずに続けられます。
学習方法を工夫して効率化を図る
勉強を続けることは大切ですが、長くダラダラ続けてしまうと、モチベーションも学習効率も下がってしまいます。
だからこそ、限られた時間で効率的に勉強するために、学習方法を工夫することが大切です。
例えば、単語を覚えるときは「何度も書く」よりも「声に出してみる」方が記憶に残りやすいです。
リスニングもただ聞き流すより「字幕を見ながら繰り返し聞く」「シャドーイングをする」といった工夫で効果が高まります。
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同じ時間をかけても、どんな方法を選ぶかで学習の効果は大きく変わります。
50代は時間を無駄にできないので、できるだけ効率的な学習方法を取り入れてみてください。
さらに、自分に合った教材や学習ツールを選ぶことも大切なポイントです。
動画や音声で学ぶのがいい人もいれば、アプリのクイズで学ぶ方がいい人もいます。
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最近は、スマホを使った学習ツールもたくさん出ていますし、自分に合うものをぜひ探してみてください。
後で紹介する方法もおすすめですよ!
小さな成功体験を積み重ねる
50代では学習のスピードがゆるやかになるため、若い頃のように短期間で自分の成長を実感するのは難しいです。
だからこそ、小さくても「できた!」という成功体験を積み重ねることで、成長を感じられるようにすることが大切です。
など、実際に自分が成長していることが分かると自信になり、勉強しようというモチベーションにもつながるからです。
成功した体験を記録しておいて、たまに振り返るのも効果的です。
ノートに書き溜めたフレーズや、アプリの学習記録を見れば、自分の成長をリアルに感じられるようになります。
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覚えるのがだんだん苦手になってきましたが、記録を見返せば、何ができるようになったか分かり、このまま学習を続けてみようという気持ちになります。
ここまでご紹介してきたように、独学を成功させるには以下のことが大切です。
これらを意識しておけば、無理なく学習を続けられ、50代からでもいつのまにか英語を話せるようになっています。
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自分が置かれている状況は人によって違うので、ここで紹介した内容をアレンジにして、自分なりの「続けられる仕組み」を作ってみてください。
次は、独学で英会話の学習を効果的に進めるための3つのステップについて、解説していきます。
独学で進める英会話学習の3ステップ
独学で英会話の学習を効果的に進めるためには、「インプット」「アウトプット」「習慣化・定着」の3つのステップに分けて考えるのがおすすめです。
この流れをしっかり意識しながら学習を進めていくことで、50代でもいつの間にか英語を話せるようになります。
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3つのステップで効率的に英語力を伸ばしていきましょう。
ステップ1:インプット編

最初のステップは「インプット」、つまり英語の知識を頭に入れる段階です。
そこで、インプット編では基礎からしっかり英語の知識を吸収するための方法についてお伝えします。
初心者向け教材を選ぶ
英語のインプットで大切なことの一つは、いきなり難しいことに挑戦するのではなく、基礎から少しずつ積み重ねていくことです。
英語を習った経験がある50代でも、難しい内容から入ってしまうと学習自体がイヤになってしまう可能性が高いからです。
最初の教材はやさしく、短い内容のもの、初心者向けのものを選ぶのがポイントです。
例えば、
といった内容の参考書から始めると無理なく取り組めるので、学習を続けやすくなります。
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時間がかかるように見えても簡単な内容から学んでいくことが、結果的に英語を話せるようになるまでの近道なんです。
「中学生向けの教材を使うのは・・・」と思うかもしれませんが、今は小学校から英語教育が始まっており、大人でも意外と学びがいのある内容になっていますよ。
まずは焦らずに、頭のトレーニングだと思って簡単なことから学んでいきましょう!
スマホのアプリを活用する
忙しい50代には、いかに時間を有効に活用するのかが大切です。
その点、スマホのアプリを使えば、ちょっとしたスキマ時間でも英語を学ぶことができます。
例えば、
このように、いつも手元においてあるスマホを使えば、時間を無駄にせずにすみます。
まとまった時間を取りにくい人も、アプリを使えば学習を続けることができます。
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今は英語の学習に役立ついろんな種類のアプリが手に入ります。
半分遊び感覚で楽しみながら学べるアプリもあるので、モチベーションが落ちてきた時に使うのもおすすめですよ。
無理のない学習時間を設定する
英語の学習で大切なのは「どれだけやったか」という『量』よりも、「毎日やり続ける」という『継続』です。
1日10〜20分を目安に英語を勉強するようにしましょう。
「ちょっと短すぎない?」
と思われるかもしれませんが、10分、20分でも毎日繰り返すことで記憶が定着し、学習の成果を実感できるようになりす。
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20分まだぐらいなら、仕事や家庭のことで忙しくても、毎日なんとか確保できそうです。
ただ、「無理のない時間の長さ」は人それぞれですが、「勉強がしんどくならない」と思える時間の8割ぐらいから始めてみるのがおすすめです。
このように、インプット編では以下の3つのポイントをお伝えしました。
基礎をしっかり固めることができて、続けやすい方法を選ぶことが、50代からの英語学習を成功させるカギになります。
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まずはインプットで英語の知識をしっかり積み重ねておいて、話せるようになるための土台を作っておきましょう!
次に、学んだ知識を実際に使う「アウトプット編」について見ていきます。
ステップ2:アウトプット編

インプットで知識を増やすだけでは、英語を話せるようにはなりません。
実際に声に出したり文章を作ったりすることで、初めて「使える英語」が身についていきます。
シャドーイング・音読を行う
聞いた英語を真似して声に出すシャドーイングや音読は、発音やリズムを身につけるのにとても効果的です。
頭の中で読むだけでなく実際に話してみることで、自然と英語が口から出るようになります。
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シャドーイングなら人に聞いてもらう必要もありません。
しばらく英語を話していなかった人もいると思いますが、できるだけたくさん発音して口の動きも英語に慣らしていきましょう。
英語で日記や短い文章を書く
毎日1〜2文でも英語で日記を書くと、作文力を鍛えることができます。
最初は「I went shopping today.」のような短い文でOK。
少しずつ知っている表現を増やしていけば、実際の会話でも言葉が途切れにくくなります。
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英会話スクールで外国人の先生と話していたとき、文章がなかなか出てこず苦労した経験があります。
毎日短い文章を書く習慣をつけておけば、会話でもスムーズに言葉が出てくるようになり悩まずにすむと思います。
人生後半のできごとを英語で書き残しておく、というのもなかなかオシャレですよね。
アプリ・オンライン英会話を活用する
アプリで英会話の練習をしたり、オンラインを活用して実際に話す機会を増やすのも効果的です。
短時間でも「相手に伝わった!」という体験が自信につながります。
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最近はAIを相手に英会話ができるアプリもあります。
たくさん間違っても正しい英語に修正してくれますが、人間相手ではないので、気兼ねなく使えますよね。
このように、アウトプット編では以下の取り組みが大切なことをお伝えしました。
インプットで得た知識を「使える英語」に変えていくことで、実際の会話でも自信をもって話せるようになります。
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学んだだけで終わらせず、実際に声に出したり書いたりすることで、英語が自分のものになっていきます。
では最後に、学習をしっかり自分のものにしていくための「習慣化・定着編」について見ていきます。
ステップ3:習慣化・定着編

インプットやアウトプットを数回繰り返すだけでは、英語力は一時的なものになりがちです。
日常の中に習慣として取り入れ、定着させることでこそ「本当に使える英語」が身につきます。
学習記録を付ける
「今日やったこと」をそのままにせず、手帳やアプリに簡単に記録しておきましょう。
記録しておけば、
こんなことが「見える化」できるので、モチベーションの維持に役立つし、これからの学習の効率化につながる情報も手に入ります。
どんどん効率化できれば、学習のスピードが上がっていき、さらにモチベーションが上がる・・・
こんな好循環が出来上がれば楽しくなって、学習を習慣化できるようになります。
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記録するのはちょっと面倒かもしれませんが、習慣化には思っている以上の効果があるので、ぜひメモるようにしてください。
週に一度は復習をする
いくら新しいことを覚えてアウトプットしても、時間がたてば忘れてしまうことはあります。
だからこそ、週末など時間に余裕があるときに、その週の学習内容をまとめて復習するのがおすすめです。
学んだ知識の定着率がぐっと上がります。
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復習の間隔を空けすぎると、覚え直さないといけないことが増えてモチベーションが下がります。週一くらいのペースで復習するとちょうどいいですよ。
挫折しそうな場合は無理をしない
「今日は疲れた」
「どうしてもやる気が出ない」
「早くベッドで休みたい」
そんな日には、無理に頑張らなくても大丈夫。
たとえば、YouTubeで英語の動画を1分だけ見るなど、最低限の学習でOKです。
大切なのは、せっかく身につき始めた学習の習慣を途切れさせないことです。
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どうしてもやる気が起こらないときに無理にすると「勉強=しんどい」というイメージが残り、いずれ勉強がイヤになって手につかなくなります。
そういう日はリラックスする日だと割り切って、とにかく疲れを取ることを優先しましょう。
このように、英語の学習を定着させるには、以下のことが大切です。
こうやってコツコツと習慣化していけば、50代からでも独学で「本当に使える英語」を身につけられます。
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勉強そのものより、“続けられる仕組み”を作ることが一番のポイントです。
ではここからは、独学を続けるために役立つ具体的な教材やアプリをご紹介していきます。
独学におすすめの教材・アプリ
独学を続けるうえで「どんな教材を使うか」はとても大切です。
自分に合った教材を選ぶことで、効率よく学べるだけでなく、モチベーションの維持にもつながります。
ここでは、50代からの英会話学習におすすめのテキスト・アプリ・オンライン英会話を紹介します。
初心者向けテキスト・参考書
最初に選ぶべきは「やさしい内容で短くまとめられている教材」です。
先にもお伝えしましたが、例えば次のような内容のものから入ると学習を続けやすいです。
しばらく英語を勉強をしていなかった人にも、すっと頭に入ってくる内容です。
私のおすすめは以下のテキストです。
・中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版
中学生向けの本ですが、小学生高学年から使用している人もいるぐらい、誰でも分かりやすく英語を学べます。
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私は中学生の息子とこの本を読んでいます。自分が中学生だった頃と比べるとずいぶんと内容が濃くなっていますが、分かりやすいのでちょうどいい感じです。
スマホアプリ
スキマ時間を有効に使えるスマホアプリは、50代から英会話を学習の強い味方です。
最近ではさまざまなアプリが登場しており、たとえば以下のようなアプリを使えば、英語に飽きずに学習を続けられます。
中でも私が特におすすめするのは、AIを相手に英語で会話できる 『Speak』 です。
月々たった約1,600円から、英会話スクールの講師とのレッスンのように自分の英語のチェックできます。
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AIなので間違っても恥ずかしくないですよね。
今なら7日間無料で体験できるので、AIの英語力が気になる人も気軽に試してみてください。
オンライン英会話スクール
時間やお金はかけられないけど、リアルに会話がしたい人には、オンラインの英会話スクールがおすすめです。
低価格で学べるところもあり、初心者でも安心して始められます。
オンラインなので、もちろん通学の必要がなく、夜中や早朝でもレッスンを受けられるサービスもあります。
アプリと違って人間相手で「伝わった!」という実感が強く得られるのは大きな魅力です。
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AI相手も便利ですが、本物の人と会話しておくと、いざというときに緊張せずにすみます。
リアルな人と向き合って話しておきたい人は、オンラインスクールの活用も検討してみてください。
私がおすすめするオンライン英会話スクールは 『QQ English(QQイングリッシュ)』 です。
・オンライン英会話スクール QQ English
講師は全員正社員なので、室の高いレッスンを受けることができます。
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月4回のレッスンが2,980円から、月8回なら5,480円から受けることができます。
私が通ってた英会話スクールは、1回40分、週2回のペースで月々2.5万円ほどでしたから、ずいぶん安いですよね。
家族と順番にレッスンを受ければ「競争心」が刺激されるので、やる気をだしたい人にもおすすめです。
ここまでご紹介したように、自分に合った教材やサービスを選ぶことで、独学はぐっと続けやすくなります。
この3つを組み合わせれば、50代からでも英会話を続けやすくなります。
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教材やアプリを上手に使えば、“忙しくてもお金をかけすぎなくても”学習を続けられます。おすすめの教材も紹介しましたが、ぜひ自分に合った方法や教材を見つけてみてください。
まとめ:50代からでも英会話は十分できる!
この記事では、50代から英会話を始めるうえでの課題やメリット、そして独学を続けるためのコツやおすすめ教材を紹介してきました。
ポイントは以下のとおりです。
- 英語を学べば人生の後半を豊かにできる
- 時間やお金を抑えたい50代には『独学』こそおすすめ
- 「目標設定」「習慣化」「小さな成功体験」が継続のカギ
- 自分に合う教材やアプリを選ぶ
大切なのは「50代からでは遅い」と思い込まないことです。
この記事で紹介したコツや教材を使えば、50代からでも英会話を十分、自分のものできます!
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子供が中学生になったことをきっかけに、私も英語の学習を始めました。毎日少しずつですが学び続ければ、必ず未来を変えられると信じています。
ぜひ、今日からでも一歩踏み出してみてください。
小さな一歩でも、確実に人生を前向きに変えていけますよ。